こねくろの落書き帳

く○ガキ帳ではない

84日目「ツーバスが楽しい」

こんにちは、こねくろです。

大分前にボルテのストーリーについて話したと思います。

それぞれのエピソードではキャラクターを掘り下げる話だったり「重力戦争」と呼ばれるレイシスとグレイスとの争いが描かれました。

そしてこの戦争を通してグレイスはレイシスの仲間になりますが、戦争後、グレイスは一時昏睡状態に陥ります。彼女の精神の奥底に問題があるとにらんだレイシス達はグレイスの精神にダイブすることに、そこで見たのは戦争のきっかけとなった彼女の偽りのない絶望感と無力感でした。

この時のエピソードでグレイスの悲壮な感情を際立たせた楽曲が今回紹介する楽曲です。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

REGALIA/ Riz


Riz - REGALIA

「The 5th KACオリジナル楽曲コンテスト」で採用された作品です。

REGALIAはラテン語で「王権などを象徴し、それを持つことで正統な王、君主であると認めさせる象徴となる物品」を指し、「王権」そのものも指す言葉です。

ジャケットは今にも崩壊しそうなグレイスが描かれたシリアスな一枚となっています。

楽曲はティンパニやヴァイオリンといった重厚な雰囲気を持つ楽器と衝動的な激しいドラムと不安感を煽るコーラス風の声が織り交ざった楽曲で、全体的に悲劇的な雰囲気が強い一曲となっています。

また、全体的にドラムが引っ張っていくタイプの楽曲で、終始いろいろなフレーズのドラムが鳴り続ける楽曲となっているのも特徴的ですね。

例えばイントロなど楽曲自体が大きく盛り上がる部分ではハイハットシンバルを多用する激しいフレーズを比較的静かな部分ではキックやタムなどの低音を響かせるフレーズを使用したりしています。

またメロディを構成する楽器もどちらかと言うと悲しい音を響かせていてコーラスもヴァイオリンもどうしようもないといった無力感を表現しているように思えます。

 

特にサビでのヴァイオリンが泣き叫ぶような高音を交えたメロディが印象的で、さらに後半から入ってくるドラムのツーバスが聞いている側に絶望的な雰囲気を与えてくれます。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 REGALIA [EXH] PUC (Hand Shot)

222BPMという速さで体力を酷使する鍵盤につまみとの同時処理もあるなかなか骨のある譜面になっています。

特徴的なのはサビのツーバスに合わせた鍵盤のトリルで、個人的には叩いていて楽しいのですが、実際遊んでみると結構早いので光らせるのは難しいかもですね。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「困ったときのジャズ」