こねくろの落書き帳

く○ガキ帳ではない

100日目「あい・うた」

今日で100日目です。皆様楽しんでいただけたでしょうか?

最後に紹介するのは僕がこのゲームで一番感動した楽曲です。

ボルテはBEMANIでも異端なユーザーと共に創り上げてきた機種です。

ボルテが好きだからもっと遊びたい、ボルテが好きだから作品を提供したい。

プレイヤーとしてだけではなく、コンポーザーやイラストレーターとしても参加できる。

そんなゲームに僕は「Made in Love」恋をしているのです。

99日目「祭りの後」

ピカグレ出なかったね。

こんにちは、こねくろです。

99日目ですよ、ラスト2日ですよ!

というわけでそろそろ締めに向かわなければなりません。

というか今締めている途中です。

昨日は歌もののエンディングだった理由はそれもあります。

昨日が歌ものでエンディングなら、その後にくるのはインストのエンディングだと相場が決まっています。あの「UNDERTALE」でもそうなのですからね。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

#Endroll/ uno & D.watt (IOSYS TRAX)


uno & D.watt (IOSYS TRAX) - #Endroll

「The 5th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットはキャラがほぼ全員集合したジャケットです。

楽曲は一見奇麗なFuture Bassかと思わせて前半に別のジャンルが混ざる癖のある楽曲になっています。

タイトルの通りエンドロールをイメージした楽曲で、終わってしまう寂しさと次への期待感が混ざり合った雰囲気を持っています。

前半はFuture Bassらしいイントロからいきなりインドっぽい雰囲気になる構成で、ボイスサンプルをふんだんに使ったこの部分はヘーイへ―イ言っている声だけでなくバックでうねうねなってる音までボイスサンプルで出来ているキック以外全部声の地帯です。

そのおかげでそこ以外とかなりギャップがあるのですが、不思議とうまい具合にまとめてしまうのが作者たちの凄いところです。

その後、元の奇麗なシンセが戻って何事もなかったかのように楽曲は展開します。

後半は純粋なFuture Bassで特徴的なのはサビ前のボイスサンプルによるビルドアップとかなり短いサビです。

特にサビは本来なら感想を間に入れてもいいのに一回のサビで転調して曲自体が終わってしまう構成になっており、コンテストにおける時間制限の問題なのか意図的なのかはわかりませんが、あまりにもあっさり終わってしまったため、初めて聞いたときはあれっ?もう終わり?と思いました。

とはいえそれでも2分くらいはある楽曲なので曲が短いと言うわけではないのです。

前半のインド地帯で遊び過ぎたのでは?

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています(ここから本編)


【SDVX】 #Endroll [EXH] PUC (Hand Shot)

ニコニコでは「EDだぞ、死ねよ」のタグが貼られるほどに曲を楽しむ余裕のない譜面です。

前半の変則的な半円形のつまみも難しそうですが、実はこれはなんてことないのです、後半に比べれば。

先ほど短いサビと言いましたが、短い癖にそこがきっちり最難所になっている心折設計で、FX及びBTのホールドがあるため強制的に片手でつまみを捌かなければならず、おまけにその切り替わるタイミングも不規則とくれば多くのプレイヤーを葬る譜面の完成です。

ボルテで松戸を見たら覚悟しましょう。

ということで今日はここまで

この挨拶も最後ですね。

明日でとうとう100日目、前任の方含めると200日です。

前任者のブログ☟

rainyshadow19.hatenablog.com

改めて飲みの席では発言に気を付けようと思いましたね。

あの頃の俺を卒論の紙で引っぱたいてやりたいです。

本当にお互い頑張りました、お祝いに蒙古タンメン食べましょうね、雨さん。

もし次があるなら僕たち以外の誰かがやってくれることを祈っています。

僕はもういいです(笑)

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

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98日目「無限の可能性の先へ」

こんにちは、こねくろです。

毎年この時期になるとどこからともなく出てくるKAC(KONAMI Arcade Championship)の話題、今年はコロナの影響でどうなるのかわかりませんが、せめて楽曲コンテストは行ってほしいですね。

そのKAC楽曲コンテストではかなり激しい楽曲や変則的な楽曲など、ゲームにした時に強くなるような楽曲が多く採用されますが、中には逆に簡単でキレイな楽曲が採用されるときもあります。

今回はKAC楽曲コンテストで採用された心に響く奇麗な楽曲を紹介しようと思います。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

いつかの夢、またねの約束。/ TAKU1175 ft. 駄々子


TAKU1175 ft. 駄々子 - いつかの夢、またねの約束。

「The 5th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットは涙ながらに抱き合うレイシスとグレイスが印象的な一枚です。

楽曲はKACとKACに挑むプレイヤー達を描いた楽曲で、KACコンテストではかなり珍しい歌もののエンディング曲です。

歌詞はボルテに出会った「僕」がKACという大舞台で戦い、出会ったライバルたちに再戦を誓うというもので、曲中には「赤と青」や「音の渦」といったボルテを示唆するような単語が混じっています。

サイン波の暖かい音色のシンセのイントロから始まり、シンプルなピアノの伴奏やドラムフレーズが中心のAメロ・Bメロでは、バックが引き立て役に徹するので駄々子さんの低音と高音の両方をゆったり味わえます。

サビからはギターフレーズが加わり、ドラムも激しくなります。

ここからボーカルにもコーラスが加わり、バックサウンドに負けないより深みのあるボーカルになっています。

またかなり高音域での歌唱になり、声を出すだけでも難しいのにそこに感情を加えている駄々子さんの凄さを感じられます。

サビの後、かっこいいギターソロを超えるとくぐもったエフェクトのかかった声にすることで、先ほどまで少し角のあった声が角が取れたやわらかい声になり、プレイヤーに優しく語り掛けるような印象を与える部分になります。

この部分では歌詞が負けてしまった人たちが来年に向けて進めるように応援する部分になっているので、それに合わせた声なのでしょうね。

そして徐々に声が戻っていき、ラスサビは前のサビからさらに転調したものになっており、「刻まれるこのストーリー」の部分の声は限界まで出しているようです。

ここが個人的に好きな部分で、このこれ以上出せない限界感がKACで全力を出し切ったプレイヤーを表現しているようで心にきます。多分生で聞いたら泣く。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 いつかの夢、またねの約束。 [EXH] PUC (Hand Shot)

レベル14とここ最近ではずば抜けて簡単な難易度でクリアなら余裕ですが、割と油断ならない譜面で、ドラム合わせの鍵盤の微妙なハネやギター合わせの12分と16分が混ざった階段などが理論値狙いの関門になりそうです。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「ゲームで歌もののエンディングが流れた後...」

97日目「神のご加護を」

こんにちは、こねくろです。

今日で97日目です。今日含めてあと四日です。

もう曲は決めているのであとは書くだけですね、頑張っていきましょう。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

Goddess Bless you/ winddrums


winddrums - Goddess Bless you

「The 6th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットはこの楽曲が採用されたときのコンテストで最優秀賞を受賞した「HE4VEN ~天国へようこそ~」と「iLLness LiLin」のジャケット衣装を着たレイシスとグレイス(ジャケット上の二人)とニアとノア(ジャケット下の二人)です。

作曲者のwinddrums氏はドラマー兼作曲者である山本真央樹氏の別名義で、主に公募などの際に使用しています。

楽曲は楽曲はピアノ・ドラム・ギター・シンセが混ざり合う明るい楽曲で、作曲者曰く「光と闇が交錯するレイシスとグレイスの二人からの試練というイメージで作らせていただきました。」とのことで、曲調とは裏腹に各パートに難所がある意外と技巧的な一曲です。

イントロから最後まである神聖な雰囲気のする奇麗なシンセの音色が特徴的で、その音が創る聖なる雰囲気に合わさるドラムの心を奮い立たせるようなビートやピアノの奇麗な12分アルペジオのキラキラした感じや要所で入るギターの泣きメロがタイトルの通り神の恩恵を感じさせます。

また全体的に12分以上の速いフレーズを多く使用しており、疾走感もある楽曲になっており、特にサビではメロディの裏側でシンセのアルペジオや激しいドラムやベースが感動のフィナーレって感じがするので遊んでいて一番好きですね。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています


【SDVX】 Goddess Bless you [MXM] PUC (Hand Shot)

メロディに合わせた鍵盤が主体の譜面で、片手処理や螺旋階段やトリルといった要素が入り混じった譜面になっています。

また16分だけでなく12分の鍵盤もあるので叩く速度を気を付ける必要もあります。

しかしスコアに関してはハマる人は意外と出しやすいので是非やってみてほしい譜面です。

(一つ下の難易度はレベル15なので難しそうならそちらも是非)

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「またまたレイグレ」

96日目「実は悲しいって話」

こんにちは、こねくろです。

ボルテでは楽曲群にテーマを持たせるということは前にお話ししました。

例えば上の記事のようにタロットの絵だとかその他にも架空の王国だったりセフィロトが関係するときもありましたね。

さて今回紹介するのはその中でも意外と身近な日本神話がテーマになった時の楽曲で、その中でもかなり数奇な人物があてられた楽曲を紹介しようと思います。

今日紹介する楽曲はこちら☟

祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄/ Yu-dachi


Yu-dachi - 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄

「The 8th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットは明るい表情の奈奈ちゃんですが、あてられた役は弟橘媛(オトタチバナヒメ)、しかもジャケットのシーンはその最期です。

弟橘媛は倭建命(ヤマトタケルノミコト)の妻なのですが、倭建命が遠征で三浦半島から房総半島に渡ろうとしたが海が荒れて進めなくなってしまった際に自ら海神の生贄となることを進言し、荒れる海へと消えていった人物です。

ちなみに波が穏やかになり無事に渡れたものの、このことをひどく嘆いた倭建命が媛の墓標とした橘の木を由来とする橘樹神社が千葉県にあります。

ジャケットにもキャラに合わせて少し変化したそのストーリーが描かれており、背景も荒れる海が上の難易度になるにつれて収まっていっています。

楽曲はかなり明るい楽曲で、随所に登場するピアノやメインを担当するシンセの音色が印象的な楽曲です。

全編を通して12分や変則的なリズムを多く使用しており、最初遊ぶときは聞いているとうん?となる部分も多いですが、その不安定さも徐々に楽しくなってくる楽曲です。

また後半で減速する部分とその後の加速地帯も印象的な部分です。

これは作者が段位認定(ボルテならスキルアナライザー)に合格したときの達成感やこみ上げる感情を思い出しながら制作したそうで、その気持ちが一番反映された部分なのだろうなと思います。

それまで出ていなかった弦楽器を使用した長音の多いメロディは、それまでのセクションになかった落ち着いた雰囲気を醸し出しており、タイトルの通りの祝福感を感じられますね。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄 [EXH] PUC (Hand Shot)

235BPMと速い上に12分やハネるリズムなどもあり、特に前半つまみのリズムは不規則で分かりにくく回すのも大変だと思います。

とにかく速そうですが、意外と押すのが速くなりすぎる場合もあるので要注意です。

そして人によっては刺さってしまう低速地帯、この部分に関しては思ったより遅いと思ってこなすのが吉です。


【SDVX】 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄 [MXM] PUC (Hand Shot)

さらに上になると不規則な直角に加えて鍵盤も捌く必要が増えたり、サビ前に出来そうで出来ないトリルが飛んできたりします。

クリアもそこそこ難しいですし、スコアはもっと難しくなっています。

いい加減990出したいんですけど。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「神の祝福は量が多いなぁ」

95日目「言われてみれば、雰囲気ある」

こんにちは、こねくろです。

皆さんはキオノスティヴァスという言葉をご存じですか?

キオノスティヴァスはギリシャ語で「雪崩」を意味する単語だそうです。

響きがかっこいいため「創作ネーミング辞典」にも収録されている単語でもあります。

今日はこのキオノスティヴァスに関連する楽曲を紹介しようと思います。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

Khionos TiARA/ Ellim Gnirps vs よみぃ


Ellim Gnirps vs よみぃ - Khionos TiARA

「The 6th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

作曲者は太鼓の達人に「D's Adventure Note」を、SDVXに「SociuS」を提供しているよみぃ氏と謎のEllim Gnirps氏です。

このEllim Gnirps氏の正体ですが、Ellim Gnirps→millE springS→Mille Springs→千春→ちはるということでかねこちはる氏だそうです。そう思うと楽曲の雰囲気に氏の特徴が滲み出ているようにも思えます。

タイトルの「Khionos TiARA」はキオノスティヴァスに女王の装飾品であるティアラを添えた造語だそうです。

楽曲は雪崩の激しさとどこか美しい雰囲気を表現しており、刻々と変化する雪崩のようにトリッキーなリズムと雪がきらめくような高音のピアノフレーズが印象的な一曲になっています。

イントロの直後からと休憩のようなフレーズを超えてからの前半地帯の2カ所はピアノとシンセが入り乱れる特にトリッキーなフレーズで6分、8分、12分、16分が不規則に混ざり合いながらも聞いている分には不思議と心地の良いフレーズになっています。

後半からはかねこちはる氏の味がより表に出てきており、ピアノとシンセが交互に主旋律を担当する展開や、12分を利用したり、最後の方にあるラッシュで出てくる裏での8分やアウトロのピアノアルペジオなど氏の特徴的なスタイルが散見されます。

個人的には前半のトリックパートのリズムが好きですね。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 Khionos TiARA [EXH] PUC (Hand Shot)

基本的にはシンセに合わせたつまみとピアノに合わせた鍵盤を捌く総合的な譜面になっており、譜面自体は16としては妥当なものになっています。

問題はその速度で200BPMだと微妙につまみと鍵盤の移動が難しくなっています。

また最後のラッシュもそれなりのレベルなので気が抜けません


【SDVX】 Khionos TiARA [MXM] PUC (Hand Shot)

一番上の難易度ではさらにつまみの動き・鍵盤双方が難化し、とにかく忙しい譜面になっています。

スコアを取るには十分な実力が必要な総合譜面です。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「フルネームをちゃんと覚えられない」

94日目「原曲が分かるけど分からない」

こんにちは、こねくろです。

今日紹介するのはアレンジ楽曲なのですが、タイトルが原曲のタイトルから大幅に変更されているなかなか珍しい楽曲になっています。

僕も今日調べるまでこの曲の原曲のタイトルを知りませんでした。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

The star in eclipse/ しーけー


(音源) [SDVX] The star in eclipse [NOFX]

「アルバム『STARLiGHT』発売記念 Ryu☆リミックスコンテスト」の採用作品で、最優秀賞を獲得した楽曲です。

ジャケットはしーけー氏の新曲「星の詩」でも登場する虹霓・シエル・奈奈です。背中がぱっくりあいた黒色のドレスが似合っていますね。

原曲はREFELC BEAT groovin'!!初出の「Eclipse Zero」で、タイトルだけでは元の曲が分かりにくいタイトルになっています。

しかしながら楽曲を聴くとかなり元の曲が分かりやすい楽曲になっており、原曲の特徴的な3連のメロディやサビなどが見つかります。

原曲は4拍子でしたが、このアレンジでは3拍子に変更されており、速度も原曲に比べて速くなっています。

原曲のハードな雰囲気は残しながらもピアノに加えて特徴的な笛を用いたメロディや後半の開ける展開などしーけー氏らしさを出したアレンジになっており、幻想的な雰囲気を持った楽曲に仕上がっています。

速度が220BPMということもあって4分で置いてあるキックがかなり疾走感を演出しており、きらめく星空の中を飛び回っているような感覚を味わえます。

ノイズの入った特徴的なシンセが少しノスタルジックな雰囲気を醸し出しているイントロもなんだかおしゃれでいいですね。

個人的には中盤のキックがドコドコと大量にある部分の疾走感が聞いていて楽しいです。

 さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 The star in eclipse [EXH] PUC (Hand Shot)

 つまみの片手処理中の出張配置が目立つ譜面でかなり手を大きく動かす楽曲の優雅さに反してジタバタすることになります。

また中盤で飛んでくる16分トリルは想像しているよりもかなり早く、急ぎ目で叩かないとすぐに判定が悪くなります。

ラストの時計の音に合わせた8分の鍵盤も結構難しいです。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「雪崩」