こねくろの落書き帳

く○ガキ帳ではない

96日目「実は悲しいって話」

こんにちは、こねくろです。

ボルテでは楽曲群にテーマを持たせるということは前にお話ししました。

例えば上の記事のようにタロットの絵だとかその他にも架空の王国だったりセフィロトが関係するときもありましたね。

さて今回紹介するのはその中でも意外と身近な日本神話がテーマになった時の楽曲で、その中でもかなり数奇な人物があてられた楽曲を紹介しようと思います。

今日紹介する楽曲はこちら☟

祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄/ Yu-dachi


Yu-dachi - 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄

「The 8th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットは明るい表情の奈奈ちゃんですが、あてられた役は弟橘媛(オトタチバナヒメ)、しかもジャケットのシーンはその最期です。

弟橘媛は倭建命(ヤマトタケルノミコト)の妻なのですが、倭建命が遠征で三浦半島から房総半島に渡ろうとしたが海が荒れて進めなくなってしまった際に自ら海神の生贄となることを進言し、荒れる海へと消えていった人物です。

ちなみに波が穏やかになり無事に渡れたものの、このことをひどく嘆いた倭建命が媛の墓標とした橘の木を由来とする橘樹神社が千葉県にあります。

ジャケットにもキャラに合わせて少し変化したそのストーリーが描かれており、背景も荒れる海が上の難易度になるにつれて収まっていっています。

楽曲はかなり明るい楽曲で、随所に登場するピアノやメインを担当するシンセの音色が印象的な楽曲です。

全編を通して12分や変則的なリズムを多く使用しており、最初遊ぶときは聞いているとうん?となる部分も多いですが、その不安定さも徐々に楽しくなってくる楽曲です。

また後半で減速する部分とその後の加速地帯も印象的な部分です。

これは作者が段位認定(ボルテならスキルアナライザー)に合格したときの達成感やこみ上げる感情を思い出しながら制作したそうで、その気持ちが一番反映された部分なのだろうなと思います。

それまで出ていなかった弦楽器を使用した長音の多いメロディは、それまでのセクションになかった落ち着いた雰囲気を醸し出しており、タイトルの通りの祝福感を感じられますね。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄 [EXH] PUC (Hand Shot)

235BPMと速い上に12分やハネるリズムなどもあり、特に前半つまみのリズムは不規則で分かりにくく回すのも大変だと思います。

とにかく速そうですが、意外と押すのが速くなりすぎる場合もあるので要注意です。

そして人によっては刺さってしまう低速地帯、この部分に関しては思ったより遅いと思ってこなすのが吉です。


【SDVX】 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄 [MXM] PUC (Hand Shot)

さらに上になると不規則な直角に加えて鍵盤も捌く必要が増えたり、サビ前に出来そうで出来ないトリルが飛んできたりします。

クリアもそこそこ難しいですし、スコアはもっと難しくなっています。

いい加減990出したいんですけど。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「神の祝福は量が多いなぁ」