こねくろの落書き帳

く○ガキ帳ではない

98日目「無限の可能性の先へ」

こんにちは、こねくろです。

毎年この時期になるとどこからともなく出てくるKAC(KONAMI Arcade Championship)の話題、今年はコロナの影響でどうなるのかわかりませんが、せめて楽曲コンテストは行ってほしいですね。

そのKAC楽曲コンテストではかなり激しい楽曲や変則的な楽曲など、ゲームにした時に強くなるような楽曲が多く採用されますが、中には逆に簡単でキレイな楽曲が採用されるときもあります。

今回はKAC楽曲コンテストで採用された心に響く奇麗な楽曲を紹介しようと思います。

ということで今日紹介する楽曲はこちら☟

いつかの夢、またねの約束。/ TAKU1175 ft. 駄々子


TAKU1175 ft. 駄々子 - いつかの夢、またねの約束。

「The 5th KACオリジナル楽曲コンテスト」の採用作品です。

ジャケットは涙ながらに抱き合うレイシスとグレイスが印象的な一枚です。

楽曲はKACとKACに挑むプレイヤー達を描いた楽曲で、KACコンテストではかなり珍しい歌もののエンディング曲です。

歌詞はボルテに出会った「僕」がKACという大舞台で戦い、出会ったライバルたちに再戦を誓うというもので、曲中には「赤と青」や「音の渦」といったボルテを示唆するような単語が混じっています。

サイン波の暖かい音色のシンセのイントロから始まり、シンプルなピアノの伴奏やドラムフレーズが中心のAメロ・Bメロでは、バックが引き立て役に徹するので駄々子さんの低音と高音の両方をゆったり味わえます。

サビからはギターフレーズが加わり、ドラムも激しくなります。

ここからボーカルにもコーラスが加わり、バックサウンドに負けないより深みのあるボーカルになっています。

またかなり高音域での歌唱になり、声を出すだけでも難しいのにそこに感情を加えている駄々子さんの凄さを感じられます。

サビの後、かっこいいギターソロを超えるとくぐもったエフェクトのかかった声にすることで、先ほどまで少し角のあった声が角が取れたやわらかい声になり、プレイヤーに優しく語り掛けるような印象を与える部分になります。

この部分では歌詞が負けてしまった人たちが来年に向けて進めるように応援する部分になっているので、それに合わせた声なのでしょうね。

そして徐々に声が戻っていき、ラスサビは前のサビからさらに転調したものになっており、「刻まれるこのストーリー」の部分の声は限界まで出しているようです。

ここが個人的に好きな部分で、このこれ以上出せない限界感がKACで全力を出し切ったプレイヤーを表現しているようで心にきます。多分生で聞いたら泣く。

さてこの楽曲の譜面はこのようになっています。


【SDVX】 いつかの夢、またねの約束。 [EXH] PUC (Hand Shot)

レベル14とここ最近ではずば抜けて簡単な難易度でクリアなら余裕ですが、割と油断ならない譜面で、ドラム合わせの鍵盤の微妙なハネやギター合わせの12分と16分が混ざった階段などが理論値狙いの関門になりそうです。

ということで今日はここまで

それではまた明日(@^^)/~~~

明日の曲へのコメント

「ゲームで歌もののエンディングが流れた後...」